・HoloLens – 真のエンジニアが知るべき実装
最初のセッションはHoloLensで
HoloLensのアプリは前日のセッションでもあったのですが9割がUnity製……ですが、DirectXを使用し、HoloLensというテクノロジーを理解というセッション
DirectX – Windows Mixes Reality – UWP を連携して行える
Unityと比べた際の利点は、制御をこちらで行えるので、制御をきちんとすれば、Unityよりも省電力でよい表現が可能とのこと。

・ホログラフィック アプリテンプレート(Holographic DirectX 11 App)
ベースとなるテンプレートはHolographic SDKインストールで使用できる
見ていてDirectX12ではなくDirectX11なので、今後アップデートで変わるのかなと

テンプレートを使用した処理の流れが説明されました。

DirectXでのシェーダーはテンプレートで提供されているものを参考に
・CreateDeviceDependentResource
・GeometryShader.hlsl
・PixelShader.hlsl
・VertexShader.hlsl
・VRRTVertexShader.hlsl
座標の追従、ボイス入力、サウンド(SpatialSound UWPサンプル)



空間マッピングを利用するには、「package.appmanifest」に「spatialPerception」を追記する必要があります。
(HolographicSpatialMapping UWPサンプル)

カメラはMedia Foundationを利用してトラッキングなどを行う
(HolographicFaceTracking UWP サンプル)

入力反応はBluetoothによるイベントハンドラーになります
CPUベンチマークを取るとCore i7 6600Uを1として比較すると、HoloLensは0.15、Lumia830で0.048程のスペックであることを認識しておくべき。
HoloLensアプリを作成する際のパフォーマンスの検討

HoloLensが認識する空間データは穴が開いていたり、幻(存在しない)の面が出たり、偏りが発生する。
また、ほぼ平面なのにメッシュが細かく、パフォーマンスなどに影響が出る

「ポアソンサーフスリコンストラクション」を使用するなど、データを整える必要がある。

HoloLensだけではなく、いくつかのテクノロジーを組み合わせることで、空間と時間を超えることができる!
・IoTのセキュリティアーキテクチャと実装モデル
2セッション目はIoTに関して
現在IoTが増えているが、乗っ取り、漏洩、破壊の脅威が増えてきている
セキュリティを確保するには分断されたセクションで考えるのではなく、全体を通してセキュリティを確保する必要がある。
どこからどこに引き渡しが存在するのか、その引き渡し元/先は本当に意図した引き渡し先なのか

今後、AIとセンサーが融合することで、デバイスの相互作用に関するリスクが顕在化するはず、今から包括的にセキュリティを確保しましょう。
・GTC2017直送! NVIDIA GPU技術最前線
ランチセッションです
しょっぱなから「謎の企業」ネタで沸いていました。
また、NVIDIAは全部大文字で読みは「エヌビディア」ですとアピール
新たなNVIDIAのGPU Volta を搭載したTesla V100やスパコンDGX
そして、NVIDIAが提供するGPGPUCloudサービスは他のクラウドサービスにも接続可能など、まさにGTC2017直送でした
・知っておくべき UWP アプリ開発の A to Z
いまUWPといった場合は、Windows10用アプリプラットフォーム
Desktop、Mobile、Xbox、IoT、IoT headless HoloLensがデバイスファイミリー
クロスプラットフォームも作る場合はXamarinで
Win32アプリはDesktop Bridge でUWP化する(Desktop App Converter)
Windows Template StudioでUWPアプリ開発の効率化
HockryAppでクラッシュレポートを収取
UWPはいいぞー(個人の感想です)
・C#の現状と今後を徹底解説!「この素晴らしいC#に祝福を!」
C#は7.0に到達
6.0が出るまでに時間がかかり、機能更新も少ないように見える
Roslyn、オープンソース化、C#による再実装で時間がかかったが、これは次の10年、20年に向け末永く戦える環境のため!
.NET Frameworkも同じように再実装による停滞期に
.Net Coreへの移植もあり、C#にも影響が出ている
今を抜ければ.NETも次の10年、20年を戦える体制に
IDE(VisualStudio、VisualStudio Code、VisualStudio for Mac)もクロスプラットフォーム化を進めているので、しばらく大変かも
C#はdata、performanceを強化していくことになる
今後も楽しみ
ちょっと休憩でEXPO会場に
Alex氏のサイン
・Build 2017 Updates ~ Application UI Design
Build 2017で発表された、今後Application UI Designとして導入されるデザインガイド「Fluent Design」に関して
今後Windowsはデスクトップだけではなく、マウスやタッチパネルだけではなくなる
音声入力、ジェスチャー入力など幅が広がる事に対応しよう

これらの新しいデザインは勝手に適用されるという事はない、新しくアプリを作成する際に新しいコントロール、または新しいスタイルを適用しない限りそのまま
このスタイルは「Fall Creators Update SDK」から可能
Fluent Design System
Fluent Designのページ