月別アーカイブ: 2014年11月

VisualStudio2015PreviewでXamarin.Androidを作業するために

VisualStudio 2015 のインストールは少々変更が図られています。
本体のインストールの後に、SecondaryInstallerが立ち上がり、追加機能のインストールを行う形になっています。
セカンダリインストーラー

セカンダリインストーラー2

セカンダリインストーラー3

この中で注目したいのは「Microsoft Visual Studio Emulator for Android」です。
このEmulatorはHyper-Vへx86ベースのAndroid4.4が搭載されたもので、WindowsPhone8.1Emulatorと同じように加速度のテストなどもEmulator上で可能になりますし、Hyper-Vベースなので、今までのVirtualBoxベースのエミュでは毎回Hyper-VのON/OFF切り替えをしなければならかったことから解放されます。

VisualStudio 2015 Preview をインストールしたあとAndroidアプリの作成を行うと、Xamarinのダウンロードを促す画面が表示されます。

Xamarin01

さて、すでにXamarinをインストール済みの方も多いと思うのですが、この画面のリンクから表示されるホームページに掲載されているXamarinは「XamarinInstaller-VS2015」という専用のXamarinが用意されています。
すでにインストールして最新のXamarinにしている場合は、一度アンインストールしてから「XamarinInstaller-VS2015」をインストールする必要があります。
また、インストール後にXamarinのアップデートを行えますが、アップデートしてしまうとVS2015対応が削除されてしまうそうなので、アップデートは避けましょう。

さて、早速テストしようと思いブランクを作成してコンパイルを行うと「”MergeApkRecipelists” task was not given a value for the required parameter “RecipeFiles”」が発生してコンパイルが行えません。

エクセルソフトの田淵さんもBlogで同じ現象が起きていることを書かれていたのですが、田淵さんからツイッターでコメント欄に回避方法が乗っていますと教えていただき、試したところ無事ビルドしてNexus7に転送して起動することまでは確認できました。

手順としては、ソリューションへプロジェクトの追加で「Visual C++>Cross Platform」で「Dynamic Shared Library (Android)」を追加します。
追加したプロジェクトを、メインのAndoroidプロジェクトから参照します。

Xamarin02

次に「C:\Program Files (x86)\MSBuild\Xamarin\Android」にある「Xamarin.Android.Common.After.targets」を書き換えて、「Import Project」をコメントアウトしておきます。

<Project DefaultTargets="Build" xmlns="http://schemas.microsoft.com/developer/msbuild/2003">
<!--
    <Import Project="$(MSBuildThisFileDirectory)\Xamarin.Android.Common\ImportAfter\*"
            Condition="Exists('$(MSBuildThisFileDirectory)\Xamarin.Android.Common\ImportAfter')"/>
-->
</Project>

AndroidのBuild設定ですが「Dynamic Shared Library (Android)」が「API Lebel 19」を指定されているので、メインプロジェクトの設定も「API Lebel 19」に設定する必要があります。

これでとりあえずビルドが通り、実行可能にはなります。

さて、自分の一番の目的は「Microsoft Visual Studio Emulator for Android」だったのですが、「Emulator start error: VS Emulator Android Phone」とだけ表示され、起動させることができていません。

まずは入口に立ったというだけですが、もう少し探ろうと思います。

※追記

 増田さんのBlogに書かれていたのですが、Xamarin.Formsを使用する場合は上記の設定をわざわざしなくてもBuild可能とのことです。
 「Microsoft Visual Studio Emulator for Android」を起動可能な方法を記載されていますが、やはり茨の道で、まだまだこれからのようです。
 自分がいろいろ試していたところ、やりすぎて開発環境のVS2013が不調になったため、VS2015Preをアンインストールして、VS2013Up4を修復インストールすることで、無事元の状態に戻せました。

Microsoft開発者向けイベントConnect();を視聴して

日本時間で11/13の0時からMicrosoftの開発者向けイベントConnect();が行われています。
Channel9でイベントの動画が公開中。

にこ生での解説付き中継を視聴しました。
※タイムシフトの視聴が可能です。

下記のようなことが発表されました。

・.Net Core 5 がオープンソース化されすでに GitHub で公開済み
・.Net server framework を Linux / OSX のオフィシャルディストリビューションとして発表

.Net のオープンソースというと Mono が思い出されますが、イベントの中でマルチデバイス開発として Xamarin が VisualStudio と連携可能な開発拡張としてプッシュされています。
Xamarin は Mono ベースで Win/Android/iOS を C# 開発が可能で、CEOとCTOが登壇し、Monoに今回の公開分がフォークされました。

Xamarin は Business レベルのライセンスでなければ VisualStudio の拡張が使用できなかったのですが、今回さらに提携が進み Starter ライセンスでも VisualStudio 拡張が有効になるとのことです。
※詳細はまだ出ていないようですので、確認が必要です。

Xamarin以外にもCordova(PhoneGap)によるHTML5+JS(TypeScript)でのマルチデバイス開発も押していました。

VisualStudio もいろいろな発表が行われました。
VisualStudio 2013 Community Edition
 現在無償版として Express Edition が公開されていますが、Community Edition は VisualStudio Professional Edition 相当で、 Express Edition ではほぼ使用できなかった拡張機能が使用できます。
 この変更で、Xamarin の拡張や VisualStudio tool for Unity が無償環境で使用可能になります。
 また、今後 Express Edition は公開されず VisualStudio 更新時に Community Edition が提供されていくとのことです。
 無制限に利用可能というわけではなく、無償/有償問わず開発は許可されますが、個人、教育、NPO、OSSコミュニティ向けですが、企業でも条件付きで使用可能となっていますが、詳しくはライセンスをご確認ください。

 VisualStudio tool for Unity は Unity3D というGameEngine のコードを VisualStudio 上で行うことができるようになる拡張機能です。
Express Edition では使用できなかったのですが Community Edition では使用可能になりました。
 無償環境だけで Unity を効率的に開発可能になりました。

・VisualStudio 2015 Preview
 次期VisualStudioとして VisualStudio 2015 が発表され、すでに Preview 版がダウンロード可能になっています。
「Visual C++ for Cross-Platform Mobile Development」というのがリリースノートにあるので、C#だけではなくC++でもAndroidなども行けるようになるということかもしれません。
 地味に便利になったなーと思う部分としては、NuGetパッケージのインストールが作業をいちいち止めなくてもできるようになっていることですかね。

・Visual Studio’s Emulator for Android
 VisualStudio 2015 PreviewにHyper-VベースのAndroid Emulatorが搭載されました。
 ・Introducing Visual Studio’s Emulator for Android
 これでWindowsPhoneEmulatorとの共存が可能になり、VirtualBoxベースのEmulatorで切り替えていたのが必要なくなります。

・VisualStudio 2013 Update4
 VisualStudio 2013 にも最新版が出ました。
 Community Edition もこの Update4 が定期用済みのようです。
 こまごまとアップデートが施されています。

・Microsoft Azure
 モバイルファースト、クラウドファーストを実践するために Microsoft Azure を使用しましょうという感じ。
 データ分析としてMachineLearning機能などを紹介していたものの、VSと.Netに裂いている時間が長かったので、少なめでしたね。

Demoも見ごたえがありました。
そこまで作りこむのかというくらい作りこまれたマルチデバイス向けアプリを用いたDemoセッションでした。
Azureと連携した Windowsストアアプリ / WindowsPhone(日本はいつだろうね) の universal Apps Android、iOSもPCLを利用したコードの統合などでした。
Android、iOSの部分はXamarinを利用してMVVMCrossを利用しているように見えました。
CordovaもDemoで使用され、マルチデバイスに向けた開発が可能になったとアピールしていました。

また、Microsoft が GitHub で公開しているオープンソースプロジェクトの一覧下記ページに記載されています。
Microsoft on GitHub

今夜からConnect();はDay2が開始され、深い内容がセッションで語られるようです。
Day1/Day2共にChannel9でオンデマンド公開されるので、ゆっくり見ましょう。

Lumia 535 is not a NOKIA Brand

Lumia 535 は Microsoft Lumia 535 として、ついに NOKIA のブランド名が消えて、Microsoft ブランドとして発表されました。

Microsoft Lumia 535 Single SIM
Microsoft Lumia 535 Dual SIM

搭載OSは「Windows Phone 8.1 with Lumia Denim」
Windows Phone 8.1 Update 1 の拡張ということらしいのですが、Cortanaの対応言語が増えたことなどのようです。

対応するバンドは「GSM network: 850 MHz, 900 MHz, 1800 MHz, 1900 MHz」「WCDMA network: Band 1 (2100 MHz), Band 8 (900 MHz)」
GSMは所謂2G、WCDMAは3Gです。
低価格端末なためかLTEは無しの模様

SIMサイズは「Micro SIM 」

メインカメラは「5.0MP」
フロントもあり

CPUは1.2GHzのクアッドコア(Snapdragon™ 200)
画面解像度は「qHD (960 x 540)」

Homeボタンなどはスクリーンキーになっている模様、出し入れできるタイプかなこれは?

価格は「110ユーロ~」で日本円で1万6千円くらいとかなり低価格、新興国向けとしては人気の Dual SIM 端末も出るので、これでさらに広がってくれればと、、、

さて、期待としては日本なわけですが、Cortanaの対応言語に日本語はなく、MAPの改善というのもなさそうなので、すぐさまこれがというのは考えにくいと思います。

さすがにムービーなどからは技適の有無は確認できていませんが、まあ、あれですよね、、、
価格としても魅力的で、十分競争力はあると思いますが、春は遠いなー